2021/08/11 16:50
ロレックスの価格が、このコロナ禍の金余りで高騰しています。各国がこの非常時に財政出動し、マネーストックが積み上がっているためでしょう。飲食や観光業などの被害が大きい一方で、業績を大きく伸ばす企業もあり、あるところにはある、という感じでしょうか。おかげで、世界中でロレックス、パテック、オーデマピゲなどの高級時計が取り合いになり、入手困難な状況になってしまいました。愛好家にとっては価値が上がって嬉しいような、欲しいモデルが手に入らず悲しいような、という複雑な心境ですね。
20~30年前は、ロレックスも並行店の方がもちろん安く、海外のデューティーフリーではさらに安価に購入できました。ハワイで買ったエクスプローラーIIは確か30万ちょっとだったかと。それが今では定価が94万円、並行店では160万とか180万とか、驚くほどの高騰ぶりです。
さて、そうなると資産価値を守りたいと思ってしまうのが一般人。フェラーリなどの高級車には、その美しさを保つため、飛び石の傷を防ぐためのプロテクションフィルムは必須です。それでも売却時には特殊なモデルを除いて購入額を下回ります。ところがロレックス、特にスポーツモデルは購入時より高く売れるのがここ20年〜30年のもはや常識。次のモデルに買い換える時、下取りしてもらうときに、少しでも価値を損なわないように。スティックスを貼ることで、あなたの高級腕時計の資産価値を維持していただければと、そんな感じでお勧めします。
