2021/08/11 16:29
柱の傷は懐かしい思い出ですが、時計の傷はどうでしょう?これについては、時計愛好家の方の中でもいろんな意見に分かれるかと思います。傷なんて気にしない、傷も一つの味とか、一緒に歩んできた思い出とか。中には傷だらけの方がカッコいいなんて仰る方もいらっしゃいますが、私は愛用の腕時計に擦り傷が付いてしまうと、ショックでしばらく気持ちが凹んでしまうのです。
最初に買った機械式時計は30年ほど前、ジラールペルゴのGP7000でした。全体がポリッシュ仕上げで、大切に使ってましたが、一年も経たないうちに擦り傷、小傷が目立つようになり、何度かポリッシュに出したのを覚えています。
以来、オメガ、ロレックスと何本も機械式時計を購入しましたが、大変高価な製品なので今も大切に拭きあげて使用しています。ゴールドは傷磨きで簡単にきれいになるのですが、ステンレスが曲者で、ポリッシュ部分も自分で磨くのが難しく、特にヘアライン部分は手出しできません。そうなると仕方なくオーバーホール時にポリッシュ仕上げをお願いすることになります。
特に傷つきやすいのはケースサイドと12時側のブレスレット、当たりそうな部分だけでも購入時のようにフィルムを貼って保護できないものか、そう考えている時にスティックスに出会いました。モデル専用にカットされ、水だけで簡単に貼り付けられます。細かい作業ですが、プラモデルのデカールを貼るように、その作業も楽しみながら。私のように出来るだけ傷を付けたくない方へ、スティックス超お勧めです。